内申点と成績
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#7 今さら聞けない観点別評価|通知表の「評価」はどう決まっているのか
#中2

この記事について
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通知表の評定は3つの観点で決まります。今さら聞けない評価の仕組みを、中2の今あらためて解説します。
中2になり、高校入試が現実味を帯びてくると、「うちの子の評定はどう決まっているんだろう」と気になり始める方も多いはず。実は、現在の通知表の評定は、テストの点数だけでなく、3つの観点から総合的に判断されています。今さら聞けないその仕組みを、あらためて確認していきましょう。
観点別評価とは|現在の通知表の評価の仕組み
各教科では、3つの観点(「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」)それぞれについて、A・B・Cの3段階で評価がつけられます。
これら3つの観点の評価を総合的に組み合わせて、最終的な教科の評定(1〜5の5段階の数字=内申点)が決定します。いずれか1つの観点だけで評定が決まるわけではありません。
※神奈川県内の公立中学校では、通知表の観点評価をより細かく生徒・保護者に示すため、「A〇・A・B・C〇・C」のように細分化して表記されることも多くあります。
観点1|知識・技能
「知識・技能」は、その教科で学ぶべき基本的な内容を理解し、使いこなせているかを見る観点です。数学であれば公式を正しく使えているか、英語であれば単語や文法を理解できているかといった点が対象になります。定期テストの基本問題や小テストの点数が、比較的わかりやすく反映されやすい観点といえます。
観点2|思考・判断・表現
「思考・判断・表現」は、身につけた知識を使って、自分で考え、判断し、言葉やレポートなどで表現できているかを見る観点です。「なぜそうなるのか」を説明させる記述式の問題や、意見をまとめるレポート、発表といった、答えが一つに定まらない課題への取り組みが評価されやすい観点です。
観点3|主体的に学習に取り組む態度
「主体的に学習に取り組む態度」は、単に「まじめに授業を受けているか」を見る観点ではありません。知識や技能を身につけようと粘り強く取り組みながら、うまくいかないときには自分のやり方を振り返り、「次はどう工夫するか」を自分で考えられるか——という、学習そのものへの向き合い方を見る観点です。提出物への取り組み方や、授業での様子も、この観点の評価につながっていきます。
3つの観点から、どうやって5段階の評定になるのか
各教科では、この3つの観点それぞれについてA、B、C(またはA〇、A、B、C〇、C )の評価がつけられ、それらを総合的に判断したうえで、最終的に5段階の評定が決まります。組み合わせ方の細かな運用は学校や先生によって異なりますが、いずれか一つの観点だけで評定が決まるわけではない、という点は共通しています。

よくある誤解|「提出物さえ出せば大丈夫」ではない
「主体的に学習に取り組む態度」という言葉から、「とにかく提出物さえ出せば評価が上がる」と思われがちですが、実際には少し違います。
注意|提出物だけで評価が決まるわけではありません
提出物の中身や、授業での取り組み方、学んだことをどう次に活かそうとしているかまで含めて評価される、という点を押さえておきましょう。
S値の計算にもつながる「主体的に学習に取り組む態度」
神奈川県の入試で使われるS値のうち、第2次選考の計算には、中3の「主体的に学習に取り組む態度」の評価が数値化されて使われます。3つの観点の中でも、この観点は入試との結びつきが特に直接的といえます。
補足|S値の計算での扱われ方
評価(A、B、C)は3点~1点に換算され、9教科分を合計した数値が、第2次選考(S2値)の計算に使われます(重点化する場合あり)。詳しい計算式は「S値とは?」の記事もあわせてご覧ください。
中2の今、保護者ができること
中2の今、保護者の方ができるのは、定期テストの点数だけでなく、「今日の授業はどうだった?」「提出物、期限より早く出せそう?」「明日単語テストだったよね?」といった声かけを通じて、日々の取り組み方に関心を向けることです。結果を評価するのではなく、取り組み方そのものに目を向ける姿勢が、お子さんの安心感につながります。3つの観点すべてを完璧にこなす必要はなく、できることから少しずつで十分です。
まとめ
現在の評定は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」という3つの観点から総合的に判断されています。定期テストの点数だけでは決まらない仕組みを知っておくことで、日々の取り組み方も見えてきます。
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MIRANAVI編集局
神奈川全県模試を運営する伸学工房が手がけるメディア「MIRANAVI」の編集局です。神奈川県内の豊富な入試データと模試実績をもとに、受験や学習に役立つ正確な情報をお届けします。特定の塾に偏らない中立な立場と独自の分析データを活かし、保護者の皆さまが抱える受験・学習の疑問にお応えします。
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