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#5 中1から始める内申点対策|3観点評価の仕組みと今やるべきこと

  • 内申点と成績

  • 家庭でのサポート

公開:2026.09.15

更新:2026.10.01

#5 中1から始める内申点対策|3観点評価の仕組みと今やるべきこと

  • #中1

この記事について

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中学校では10人以上の先生に評価されます。3観点評価の仕組みと中1で身につけたい習慣を解説。

  

「中1の内申点は、高校受験に関係あるの?」と聞かれることがあります。実は、入試の材料として直接使われるのは中2・中3の評定です。ですが、だからといって中1の1年間が無関係というわけではありません。むしろ、この時期の過ごし方が、その後の評定に大きく影響していきます。

入試に使われるのは中2と中3の評定

神奈川県の公立高等学校入学者選抜で使われる内申点は、中2の9教科の評定と、中3の9教科の評定(中3は2倍で計算)をもとに算出されます。入試の材料となるのは、中2の3月に確定する学年末内申と、3年の2学期内申(2学期制の場合は後期仮内申)です。中1の評定そのものが、直接この計算に使われることはありません。

それでも中1が大切な理由

とはいえ、中1の成績や取り組みが評定に無関係というわけではありません。授業の受け方、提出物の出し方、テストへの向き合い方といった学び方の土台は、中1のうちにつくられていきます。中2になっていきなり評定が上がる、ということは実際にはあまりなく、中1で身につけた習慣がそのまま中2・中3の評定につながっていくケースがほとんどです。

 

注意|「中1の内申は関係ない」ということではありません

入試の材料として直接使われないとはいえ、「中1の評定は気にしなくていい」というわけではありません。日々の授業態度や提出物の状況は、中1の間も先生に評価され続けています。学年が切り替わった瞬間に急に厳しく評価され始めるわけではなく、それまでの積み重ねが次の学年の評価につながっていきます。

 

小学校と中学校で変わること|評価する先生の数

小学校では、多くの教科を担任の先生がほぼ1人で評価していました。ところが中学校では、教科ごとに専門の先生が担当する「教科担任制」に変わり、評価する先生は10人以上になります。1人の先生との関係だけでなく、教科ごとの先生との関係の中で評価が積み重なっていく点は、小学校と大きく違うところです。なお、教科によっては同じ先生が3年間持ち上がりで担当することもありますので、前学年時の授業態度や提出物への取り組み状況への「印象」が次の学年の評価へ影響する可能性は否定できません。

小学校は担任1人、中学校は10人以上の教科担任から評価を受けることを示す対比図

現在の評定は3つの観点で決まる

現在の評定は、定期テストの点数だけで決まるものではなく、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」という3つの観点で評価されています。知識・技能は、基本的な内容を理解し使いこなせているかを、思考・判断・表現は、学んだことを使って考え、表現できているかを、主体的に学習に取り組む態度は、学習に対する取り組み方や姿勢を見るものです。この3つを総合して、各教科の評定が決まります。

ポイント|評定を決める3つの観点

・知識・技能:基本的な内容を理解し、使いこなせているか(例:漢字や公式などの習得)

・思考・判断・表現:学んだことを使って、自分で考え、表現できているか(例:テストの応用問題、発表など)

・主体的に学習に取り組む態度:学習に対する取り組み方や姿勢(例:レポート提出、自己評価など)

 

技能4科も英語や数学と同じ重み

内申点の計算では、国語・数学・理科・社会・英語の5教科と、音楽・美術・保健体育・技術家庭という技能4科が、同じ重みで扱われます。実技を伴う教科だからと軽く考えず、英語や数学と同じように、日々の授業や提出物に向き合うことが大切です。

中1のうちに身につけたい習慣

中1のうちに身につけておきたい習慣を、3つに絞って紹介します。1つめは、提出物を期限内に、丁寧に仕上げて提出することです。2つめは、わからないことはそのままにせず質問するなど、授業へ積極的に取り組む姿勢です。3つめは、定期テストの結果を「点数」だけで終わらせず、間違えた問題については、理解するまで解き直す習慣です。どれも特別なことではありませんが、これらを積み重ねることが、中2以降で高い評定を獲得するための確かな土台となります。

保護者ができるサポート

保護者の方にできるのは、結果だけを見て一喜一憂しないことです。定期テストの結果が出たときも、「何点だった?」ではなく、「今回、難しかったのはどこだった?」と聞いてみると、お子さん自身が振り返るきっかけになります。日々の積み重ねを見守る姿勢が、中1のお子さんにとって一番の支えになります。

まとめ

入試の材料として直接使われるのは中2・中3の評定ですが、そのための土台となる学習習慣は、中1のうちから身につけておくことが大切です。3つの観点で評価される仕組みを知ったうえで、まずは提出物や授業への取り組みなど、今できることから始めてみましょう。

 

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著者

MIRANAVI編集局

神奈川全県模試を運営する伸学工房が手がけるメディア「MIRANAVI」の編集局です。神奈川県内の豊富な入試データと模試実績をもとに、受験や学習に役立つ正確な情報をお届けします。特定の塾に偏らない中立な立場と独自の分析データを活かし、保護者の皆さまが抱える受験・学習の疑問にお応えします。

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